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平行平型コンデンサ
二つの極板間に一定の直流電圧を加え一方の極板は接地した場合
①極板間の電位V
極板間に現れる電界は平等電界である。(電極の端部の電界の乱れが無視できる場合電荷は均等に分布する)
極板間の電界の強さE(V/m)=電圧V÷距離dで一定となる。
極板間の電位は距離に対して反比例の関係で変化しない。②極板間の電界の強さ
電極間に生じる電界はコンデンサの端効果(端部で電界が強くなる現象)を無視すると平等電界となる。
極板間の電界の強さは距離に対して一定である。
③極板間の等電位線と電気力線
極板間の電位は極板に水平方向に対して等しい値となる。
等電位線は電気力線に直行する。
極板間の等電位線は極板に対して平行となる。
極板間の電気力線は極板に対して垂直となる。
おまけ
電界の強さE(V/m)=電荷Q÷真空の誘電率ε₀×面積S
電圧V=電界の強さE×距離d=電荷×距離d÷真空の誘電率ε₀×面積S -
サイリスタ
シリコン制御整流素子は、略してSCRという。ゲートに電流を流さなければ、サイリスタは順方向に電圧が加えられていても電流はわずかしか流れずオフ状態に示す。電圧を上げると電流が急に増大する。電圧がブレークオーバ電圧に達っするとオン状態に移る。オフ状態からオン状態に移ることをターンオン。ゲートに順電流を流すと、ブレークオーバ電圧の値はしだいに下がって、ゲート電流が十分大きくなると普通のダイオードの順方向と同一の特性を示す。数Aの小型素子から3000A程度の大型素子に至るまでスイッチ用あるいは整流用として広くしようされている。GTO(ゲートターンオフサイリスタ)
GTOの設定製造の重要なポイントは、オン電圧、保持電流などのサイリスタの特性をできるだけ損わないで、ターンオン可能な電流をいかに増加させるかと、スイッチング時間の短縮をいかに実現するかという点。電源電圧が交流440V以上で、比較的定格出力の大きい装置に使用されている。 -
直流送電の短所
①高電圧、大容量の直流遮断は難しい。
②変換装置が必要。
③高調波障害対策が必要となる。
④受電端に無効電力を供給する調相設備が必要となる。
⑤交流送電に比べて初期投資が効果となる。直流送電の長所
①最大電圧が小さく絶縁が容易で、コロナ損が少ない。
②充電電流が流れないので誘電損が発生しない。
③分路リアクトルが不要。
④異周波数系統の連携ができる。
⑤表皮効果を生じないため導体利用率がよく、電圧降下、電力損失が小さい。
⑥2条の導体で送電できる。
⑦交流の電力系統を分離でき、潮流調整が容易となる。
⑧電線路のリアクタンスんいよる電圧降下や、静電容量によるフェランチ効果(電圧上昇)が少ない。⑨送電効率が良く、送電容量を大きくできる。